JPYC

JPYC流通量4億円突破・DeFiレンディングやPontaポイント連携など急拡大

2026年2月時点でJPYCの総流通量が4億円を超えた。Secured FinanceのJPYC建て固定金利レンディング開始、HashPort Wallet経由のPontaポイント連携など、エコシステムが急速に拡大している。


JPYCの現状:流通量4億円突破

2025年10月27日に正式リリースされた日本円ステーブルコイン「JPYC」の総流通量が、2026年2月18日時点で4億円を突破した。3チェーンでの流通状況は以下の通り:

| チェーン | 流通量 | ホルダー数 | 特徴 |

|---|---|---|---|

| Polygon | 約2億5,800万JPYC | 34,656名 | 最も対応サービスが多い |

| Ethereum | 約1億3,700万JPYC | 771名 | DeFi・機関投資家向け |

| Avalanche | 約8,900万JPYC | 46,407名 | 発行・償還が最速 |

主な新動向

Secured Finance:JPYC固定金利レンディング開始

2025年11月、Secured FinanceがJPYC建て固定金利市場「JPYCマーケット」を稼働。ゼロクーポン債の仕組みを応用し、満期・金利があらかじめ決まった形での運用が可能になった。ETHやWBTCを担保にJPYCを借りることもできる。

Pontaポイント連携

HashPort Wallet経由でPontaポイントからJPYCへの交換が可能になった。日常の買い物で貯めたポイントをステーブルコインに転換し、DeFi運用に活用できる。

大手企業との連携進む

  • LINE NEXT Inc. との協業検討の基本合意を締結
  • パーソルグループとの協業で給与の一部をJPYCで受け取る仕組みを準備中
  • 電算システムと連携し、全国6.5万店舗でのコンビニ決済対応を予定
  • Bリーグ試合会場での三井住友カード×マイナウォレットを活用したJPYCタッチ決済実証実験を実施
  • Morphoへの参入

    TVL(預かり総資産)57億ドルの大手DeFiプラットフォーム「Morpho」でJPYCマーケットが誕生し、グローバルなDeFiエコシステムへの統合が進んでいる。

    今後の展望

    JPYC株式会社は今後3年で発行残高10兆円を目指している。現在は「電子決済手段等取引業」のライセンス取得を進めており、USDCとの交換サービスや、IPOも視野に入れている。発行体としての規制枠組みが国際標準になれば、東京がステーブルコインのハブとなる可能性もある。